こんにちは、やしのみです。
2024年の年末年始に、4泊5日でワシントンDCに行ってきました! 本記事ではアメリカ歴史博物館(National Museum of American History)を訪れた様子をお届けします。
※1$ = 約157円 (2025年12月)
※2024年12月時点での情報です
アメリカ歴史博物館について
アメリカ歴史博物館(National Museum of American History)は1964年に開館しました。その名の通り、アメリカの歴史や文化に関する様々なものが展示されています。スミソニアン協会が運営していて、入場料は他の美術館や博物館と同様に無料です!
■公式サイト

アクセス
ナショナル・モールの一角、スミソニアン博物館の中でも人気の国立自然史博物館の隣にあります。地下鉄の最寄り駅はFederal Triangle駅で、徒歩5分です。

展示内容を紹介
入館してすぐに、コロナ禍の横断幕が目に入りました。
「人ではなく、ウィルスと闘おう」
当時の中華系、アジア系の方への差別を思うと胸が痛みます。○○人のせいで、○○教のせいで、移民のせいで…苦しい状況の時、特定の何かのせいにして迫害する動きは、今も昔も世界中で繰り返し起こっています。アメリカの歴史の1つとして、すぐに展示として取り入れるのは素晴らしいなと感じました。

館内マップは以下のような感じです。今回は時間がなく、3階しか回ることができませんでした。でも、3階だけでも大充実の展示内容でした。各展示室についてご紹介します☺️

ENTERTAINMENT NATION
映画・音楽・スポーツ…アメリカをエンタメ国家として押し上げた人や物に関する展示品があります。

たーたーたたたたーたー♪ さっそくC3POとR2D2がお出迎え。スターウォーズは父が好きなのですが、私はEp.4とEp.7しか見たことがありません。今回の展示で、ベトナム戦争の敗北やニクソン政権の腐敗など、当時の時代背景が投影されていると知りました。アメリカを代表する映画だし、全編見てみようかな~。

プリンスのギター。

映画「オズの魔法使い」でドロシーが履いていた靴。この靴を履いて困難な未来に向かって進むドロシーの姿は、1939年の経済不況や第二次世界大戦突入の可能性など、不透明な未来に直面する国民に勇気と共感を与えたそうです。

オプラ・ウィンフリーがトークショーで使用したマイク。

ここでは、What makes a family/love/hero?のテーマで、いろいろなアメリカ映画のワンシーンが繋がった動画が繰り返し流れていました。例えば、「ヒーロー」と言ってもMARVEL作品はもちろん、「ロッキー」、「エリンブロコビッチ」、「モアナと伝説の海」など、何かに立ち向かった=ヒーローとしていろいろな視点から切り取られていて、胸を打たれるものがありました。映画好きなので、ずっと見ていられます…!

スポーツに関するものでは、モハメド・アリのローブや、

マイケル・ジョーダンのユニホーム、

アジア系アメリカ人女性初の金メダリスト、クリスティー・ヤマグチのスケート靴などがありました。

子ども向けエンタメのコーナー。日本でいうアンパンマンみたいに、みんな幼少期通ってきた、みたいな感じなのかな。

THE AMERICAN PRESIDENCY
歴代大統領に関する展示エリアです。

博物館に行ったのは12月30日だったのですが、前日に亡くなったカーター大統領に捧ぐパネルが置いてありました。

歴代大統領と任期がずらっと記載されたパネル。

真ん中に鎮座しているのは、アメリカ合衆国大統領の紋章です。

鷲の頭は、平和を象徴するオリーブの枝の方に向けられています。

アメリカ大統領には主に以下の7つの役割があります。
- 国家指導者
- 最高司令官
- 経済管理者
- 最高経営責任者
- 首席外交官
- 党首
- 式典時の顔
以下は21世紀の大統領にとって1番重要な役割だと思うのは?という質問に対する一般投票です!

こちらは、最も有能だった大統領だと思うのは?という質問に対する一般投票です。ワシントン、リンカーンに続いて第3位のオバマさんの人気の高さがうかがえますね。

演説台に上がって大統領になっちゃおう! という楽しいコーナーもあります。

フランクリン・ルーズベルト、ケネディ、レーガンの3種類の演説が選べて、そのカンペが左のモニターに写されます。そして、聴衆の背景と合成されます。これであなたも大統領(笑)

展示のほんの一部ですが、第二次世界大戦で最高司令官を務めたアイゼンハワーの制服や、

1945年8月8日の広島の原爆について報じられた新聞、

「核のフットボール」と呼ばれるブリーフケースなどもありました。大統領が司令部を離れている時でも、核攻撃の許可を出せる各種道具が入っているとのこと。

ひときわ暗い照明の一角は、暗殺された大統領に関する展示。


アメリカ歴史博物館の目玉展示の一つである、リンカーンが暗殺されたときに被っていたハット。ずっしりと迫力がありました。

アメリカ大統領をもとにした映画もたくさんあるようで、見てみたくなりました。

THE FIRST LADIES
歴代ファーストレディに関する展示エリアです。華やかで、博物館の中でも人気のコーナーです。

ドレスの展示が中心です。素敵~✨

ジャクリーン・ケネディのドレス。

現ファーストレディのジル・バイデン夫人の公務の様子や衣装。


手前から、ヒラリー・クリントン、ローラ・ブッシュ、ミシェル・オバマ、メラニア・トランプのドレス。

時代をさかのぼって、リンカーン夫人のドレスや食器も展示されていました。

THE PRICE OF FREEDOM
「自由の代償」…戦争の歴史に関する展示です。

これまでのアメリカの歴史は戦いとともにあります。独立戦争に始まり、


先住民族の同化政策、南北戦争、

第一次世界大戦、

そして第二次世界大戦。

日系アメリカ人が強制的に居住区に隔離され差別された歴史や、それでもなおアメリカのために戦った第100歩兵隊や442連隊についても展示がありました。

日本人として、いつでもどこでも向き合うべき歴史だなぁと思います。

そして、ここで展示が終わりだと一息ついて次の部屋に進んだ私はハッとしました。第二次世界大戦後も、アメリカにとってはまだまだ戦争が続くのです。
東西冷戦にともなう朝鮮戦争、

ベトナム戦争。

ベルリンの壁が崩壊した後も、

9.11からのイラク戦争。写真は、9.11で破壊された世界貿易センターの鉄骨の一部です。

第二次世界大戦後、戦争をしていないのは国連加盟193か国のうち、日本を含むたった8か国。その事実に感謝しつつ、「新しい戦前」と言われ始めた昨今、よりいっそう平和を願うばかりです。
最後に
今回はワンフロア分しか回ることができませんでしたが(ショップも見る時間がなかった…)、充実の展示内容で、学びや考えさせられることも多く、本当に来てよかった、また来たい、と思いました。
例えば戦争という難しいテーマでも、アメリカが正義!と礼賛するではなく、あくまで中立な内容だと感じました。エンターテイメントの展示でも、社会背景や問題提起とも絡めていて、じっくり見るととても大人向けだと思いました。
もっと英語がスラスラ読めるようになりたい~~~!!
詳細情報
国立アメリカ歴史博物館 (National Museum of American History)
・住所: 1300 Constitution Ave. NW, Washington, DC 20560 the U.S.
・電話: +1-202-633-1000
・定休日: なし (12/25以外)
・営業時間:10:00 – 17:30
・公式サイト: https://americanhistory.si.edu/visit
・駐車場: なし
・予約: 不要
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