こんにちは、やしのみです。
2024年の年末年始に、4泊5日でワシントンDCに行ってきました! 本記事では国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)を訪れた様子をお届けします。
※1$ = 約157円 (2025年12月)
※2024年12月時点での情報です
国立航空宇宙博物館について
国立航空宇宙博物館(National Air and Space Museum)は、航空機や宇宙船関係を展示する博物館の中では世界でも最大級で、スミソニアン博物館群の中でも特に人気が高いです。入場料は他の美術館や博物館と同様に無料です!
今回訪れた本館とワシントンDC郊外にある別館の2か所に分かれていて、目玉の展示にはそれぞれ以下のようなものがあります。
◇本館
・ライトフライヤー号: 1903年にライト兄弟が最初に運転した動力飛行機の実物。
・アポロ11号: 月面着陸に人類史上初めて成功したアポロ計画有人ミッションの司令船。
・月の石の標本
◇別館
・エノラ・ゲイ: 第二次世界大戦時、広島に原爆を投下したB-29長距離通常爆撃機。
・ブラックバード: 高標高、高速度を誇る戦略的偵察機。
・コンコルド: イギリスとフランスの両国による共同開発で作られた超音速旅客機。
■公式サイト

チケット予約方法
入場は無料ですが、時間指定ありのチケット予約が必要です。
※別館は予約不要です
公式サイトの[Visit]→[National Air and Space Museum in DC]を選んで、

[Required Free Timed-Entry Passes]を選んで、

行きたい日付を選んで、

ドロップダウンリストから時間も選択します。

人数を選んで、

内容を確認した後、個人情報等を入力すると

メールでチケットが届きます! これで、事前準備はばっちりです。

アクセス&時間指定入場
ナショナル・モールの東側にあります。地下鉄の最寄り駅はL’Enfant駅やFederal Center SW駅で、徒歩5分ほどです。
今回は1番早い10:00の入場を予約しました。その場合、10:00~11:00の間に入場すればOKです。

時間通りに10:00に行くと、既に長蛇の列が!

焦りつつ最後尾に並びましたが、進みは早く10分ほどで入場できました。

展示内容を紹介
地下はカフェとショップで、1階と2階が展示エリアです。展示エリアの半分ほどはリノベーションのためクローズしていました。それでも展示の数は膨大で、それなりに緩急をつけて見ましたが、それでも5時間ほどかかりました😅全部じっくり見る場合は丸1日かかると思います。

各展示室についてご紹介します。
102: AMERICA BY AIR
アメリカン、デルタ、ユナイテッドのアメリカ航空会社御三家の歴史を振り返る展示です。

退役した昔の飛行機の中を見学することができます。写真は、1953~1965年の間運用されたダグラスDC-7という機体。



103: EARLY FRIGHT
1903年のライト兄弟の初飛行から1914年の第一次世界大戦までの、試行錯誤と技術進歩に関する展示です。ほんの10年で戦争の形態を大きく変えた航空技術。凄まじいですね。

1908年~1910年の3年間で33人が亡くなったそう。安全性が不確定な状態で飛行機に乗ろう! と思った人たちは、勇気があるというか、命知らずというか…。
みなさんは、月旅行の一般運用開始します! と言われたら行きたいですか? 開始してから何年くらい経ったら行きますか?

この時代の飛行服のデザイン。「紅の豚」の世界観です。

106: WE ALL FLY
「ゼネラル・アビエーション」という自家用機やグライダー、撮影や広告での航空機利用などなど、軍事以外の民間航空の技術進歩についての展示です。ふわっとした内容だったので、さらっ~と見学😅

ジェリー・モックという、女性初の単独世界一周飛行を行った方が着用していたサングラス。

107: WRIGHT BROTHERS
見どころのひとつ、動力飛行機の発明者かつ世界初の飛行機パイロット、ライト兄弟に関する展示です!

記念にぱしゃり😎


これらの展示を見ながら、『あ…あ…仕組みが…物理が…わからない……』と震える私は文系です😭(いちおうエンジニアの端くれなのにね…) 何も説明できることがない…無念..。

1903年に空を羽ばたいた本物の飛行機、ライトフライヤー号! これを見られただけで、もう合格とします(笑)

ライト兄弟の後日談を知って、とても切なくなりました。飛行機が兵器として注目されていたこともあり、ライト兄弟はその後、飛行技術に関する多数の特許侵害訴訟に見舞われます。訴訟のストレスから兄のウィルバーは45歳の若さで亡くなります。弟のオーヴィルは76歳まで生きますが、兄が亡くなってからの33年間を、2人で築き上げた名誉を守ることに費やしました。

私が今気軽に世界中を旅行できるのも、この1903年から始まったと思うと、偉大な先人に感謝です。
203: NATION OF SPEED
超高速! な乗り物に関する展示です。

冷戦時代にロシアを出し抜くために研究された、高高度極超音速の実験機ボーイングX-15のエンジン。

他にも、レーシングカーやバイクなどの展示がありました。
205: EXPLORING THE PLANETS
惑星探索! 主に太陽系に関する展示です。

火星探査機の実物。まさに映画「オデッセイ」の世界!

206: DESTINATION MOON
おそらく1番人気の展示室。人類が月に着陸するまでの歴史を振り返ります。(月の標本もあるとしたらここだと思うのですが、見逃しました…😭)

時は冷戦時代。アメリカとソ連は国の威信をかけて宇宙開発戦争を繰り広げます。ソ連のガガーリンが1961年4月12日に宇宙への最初の有人飛行を成功させてから、緊張感は一気に高まります。
「地球は青かった。」
そこでアメリカが追ってぶち上げたのが、マーキュリー計画。アラン・シェパードがフリーダム7に乗って1961年5月5日に、アメリカ人初の宇宙有人飛行を成功させました。

映画「ドリーム」の主人公、キャサリン・ジョンソンについての展示もあり嬉しかったです。大好きな映画なので全人類に見てもらいたい…!✨

その後、アメリカは月面着陸を目指し始めます。次のプロジェクトはジェミニ計画。2人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船が地球周回軌道に送られた後、ステーションとランデブー、ドッキング、1週間以上の宇宙生活などのミッションを成功させました。

そして、ついにアポロ計画! お馴染みアポロ11号に乗って、アームストロング船長含む3名が月面に降り立ちました。
「これは1人の人間にとっては小さな1歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ。」

アポロ11号の実物が展示されています。感動…。


アポロ計画は当初20号まで計画されていましたが、実際には、主にコスト面が理由で17号を最後に終了しました。

207: ONE WORLD CONNECTED
航空と宇宙飛行が世界を繋ぐ、というテーマの展示です。

1960年代半ばまでに、通信衛星が高軌道に配置されたことにより、世界中に電話やテレビがもたらされました。チューニングを合わせないとただのノイズなのですが、合うと音声が流れだす機械。(あれ、つまりラジオ?)。昔は当たり前だったのでしょうが、逆に新鮮でおもしろく感じます。

テレプリンターという、電話で受信した信号を自動的に印字する電信機。

各キーにはロシア語と英語の両方のアルファベットが併記されています。時代を感じます。

PLANETARIUM
プラネタリウムも見てみました。別途料金がかかり、大人は9$です。

ちょうどいい時間だったWorlds Beyond Earthというプログラムを見ることにしました。

開園10分前には、入り口付近に集合します。

英語字幕付きでした! 冥王星の惑星ティタン、ガリレオ衛星、小惑星リュウグウ、Comet P-67や火星など太陽系に存在する天体や物体から、水の痕跡を辿ったりや生命の条件や可能性を探ったり…という内容だったと思います。
火星にはもともと水が存在していたけど、地球の半分のサイズであることや太陽からの距離が原因で、今は干上がってしまったことから”Failed Earth”と呼ばれていると知りました。

宇宙に思いをはせると、地球の奇跡に何度でも感動できますね。
ショップ
ショップも見どころのひとつ! と言えるぐらい充実していて楽しいです。


みんな大好き宇宙食。

「ミッションのための供給」と言って売るの、なんかかわいいです。日常のあらゆるミッションに。

子どもが喜びそうな宇宙服。ヘルメットは35$、服はサイズによって35~90$でした。

スターウォーズ関連グッズ。

スヌーピーや

ハローキティのグッズも。



とにかく広いです。

故人の身元確認のために使われるドッグタグ。記念にオリジナルのものが作れます。値段は10$でした。

詳細情報
国立航空宇宙博物館 (National Air and Space Museum)
・住所: 600 Independence Ave SW, Washington, DC 20560 the U.S.
・電話: +1-202-633-2214
・定休日: なし (1/20, 12/25以外)
・営業時間:10:00 – 17:30
・公式サイト: https://airandspace.si.edu/
・駐車場: なし
・予約: 必要 (無料)
関連記事
ワシントンD.C.の関連記事はこちらから!

この記事を楽しんでいただけたら、ぜひ「いいね👍」をお願いします😺
コメント