こんにちは、やしのみです。時間が経つのが早すぎて、早くも3月の半ばに…😱
2024年の年末年始に、4泊5日でワシントンDCに行ってきました! 本記事ではワシントン・ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(National Gallery of Art)に所蔵されている名画たちをご紹介します。美術が好きなので、ついつい熱が入って長くなってしまい、2回に分けてお送りします! 今回はフランス編です。
※1$ = 約157円 (2025年12月)
※2024年12月時点での情報です
- ワシントン・ナショナル・ギャラリー・オブ・アートについて
- アクセス
- 印象派とアメリカの繋がり
- モネ (Claude Monet)
- ルノワール (Pierre-Auguste Renoir)
- シスレー (Alfred Sisley)
- ピサロ (Camille Pissarro)
- カイユボット (Gustave Caillebotte)
- バジール (Jean Frédéric Bazille)
- マネ (Édouard Manet)
- ベルト・モリゾ (Berthe Moriso)
- セザンヌ (Paul Cézanne)
- ゴッホ (Vincent van Gogh)
- ゴーギャン (Paul Gauguin)
- ロートレック (Henri de Toulouse-Lautrec)
- ドガ (Edgar Degas)
- メアリー・カサット (Mary Cassatt)
- エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン (Élisabeth-Louise Vigée Le Brun)
- 詳細情報
- 関連記事
ワシントン・ナショナル・ギャラリー・オブ・アートについて
ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(National Gallery of Art)は、ワシントンDCにある国立美術館です。
銀行家であり、財務長官やイギリス大使なども務めたアンドリュー・メロンが、ロンドンのナショナル・ギャラリーのような国立美術館を作りたいと考え、1937年に美術館設立のための基金と、自身の美術コレクションを寄贈したことに始まるそうです。”誰でも入れる美術館”を目指し、開館した当時から入場料は無料! スミソニアン博物館群が並ぶナショナル・モール(National Mall)内にありますが、スミソニアン協会の運営ではありません。
西棟と東棟で構成されていて、西棟には20世紀初頭までの伝統的な絵画・彫刻を、東棟には現代美術を中心に展示しています。
■公式サイト
アクセス
ナショナル・モールの東側、国立航空宇宙博物館の向かいに位置しています。地下鉄の最寄り駅はArchives-Navy Memorial-Penn Quarter駅で、徒歩5分ほどです。

印象派とアメリカの繋がり
印象派は19世紀後半のフランスで発生した芸術運動ですが、写実的で伝統的なアカデミー芸術が根付いていたフランスでは、新しく革新的な画風は当時なかなか受け入れられませんでした。
そこで印象派の作品を取り扱っていた画商、デュラン=リュエルは、新しい市場を求めてアメリカに進出しました。1886年にニューヨークで展覧会を開催したところ、これが大当たり。アメリカはフランスに比べて歴史が浅い分、新しいものを受け入れる柔軟性がありました。
上記のような背景から、アメリカの美術館には「ここはフランス…!?」と思ってしまうほどたくさんの19世紀後半のフランス絵画が所蔵されています。
モネ (Claude Monet)
・散歩、日傘をさす女性 (Woman with a Parasol – Madame Monet and Her Son), 1875年
ワシントン・ナショナルギャラリーのフランス絵画の中でひときわ人気! モネの奥さんカミーユと長男のジャンを描いた作品。温かみのある優しい色合いと風の流れを感じる、貧しいながらも幸せだった、アルジャントゥイユ時代の1枚です。

・ヴェトゥイユの画家の庭 (The Artist’s Garden at Vétheuil), 1881年
これもずっと生で見て見たかった1枚です。思ったより大きかった! キラキラした夏が詰まった作品。

・Palazzo da Mula, Venice, 1908年

・ルーアン大聖堂 (Rouen Cathedral), 1894年

・The Artist’s Garden in Argenteuil, 1873年

睡蓮も含めて、モネの作品はまだまだたくさんありました!

ルノワール (Pierre-Auguste Renoir)
かわいい女性や女の子を描かせたら右に出るものはいない!(と思っている)、ルノワール。
・じょうろを持つ少女 (A Girl with a Watering Can), 1876年

・髪を編む若い女性 (Young Woman Braiding Her Hair), 1876年

・猫を抱く女性 (Woman with a Cat), 1875年

・Oarsmen at Chatou, 1879年
ムーラン・ド・ラ・ギャレットと同時期に描かれた、光や色が印象派らしい作品で好きでした☺️

オリエンタルな作品が展示されているGallery 81。ルノワールがこんな作品を描いていたんだと驚きました!
・Young Spanish Woman with a Guitar, 1898年

・オダリスク (Odalisque), 1870年

シスレー (Alfred Sisley)
強く惹きつけられるものはないけど、家に飾るならこんな絵がいいなと思わせてくれる画家として、やしのみ的No.1のシスレー。昔、地元長野の長野県立美術館の特別展で見て以来好きです。
・Flood at Port-Marly, 1872年

ピサロ (Camille Pissarro)
なんか好きな絵だな、と思って名前を見るとピサロのことも多いです。晩年は眼の病気が悪化したこともあり、ホテルの部屋などから定点の情景を描く「都市シリーズ」を多く制作していて、この作品もその1つです。
・Boulevard des Italiens, Morning, Sunlight, 1897年

カイユボット (Gustave Caillebotte)
家が裕福で、経済的・精神的に印象派の仲間たちを支えたカイユボット。印象派が好きだけど、本人の画風は写実主義的な画家。
・Dahlias, Garden at Petit Gennevilliers, 1893年

バジール (Jean Frédéric Bazille)
モネ、ルノワール、シスレーたち印象派の画家と仲が良かったけど、普仏戦争に出兵し28歳の若さで戦死してしまったバジール。作家・音楽家で友だちのエドモンド・メートルを描いた1枚。
・Edmond Maître, 1869年

マネ (Édouard Manet)
・鉄道 (The railway), 1873年

・The Tragic Actor (Rouvière as Hamlet), 1866年

海外の美術館は座る場所が多くて、1日ゆっくり過ごすのにとてもいいです☺️

ベルト・モリゾ (Berthe Moriso)
・The Artist’s Daughter with a Parakeet, 1890年

セザンヌ (Paul Cézanne)
今回ワシントン・ナショナルギャラリーを訪れて「セザンヌいいな~!」と思いました。図形的で武骨な画風がかっこいいです。
・『レヴェヌマン』紙を読む父 (The Artist’s Father, Reading “L’Événement”), 1866年

セザンヌの絵画だけで1部屋ありました。

・赤いチョッキの少年 (Boy in a Red Waistcoat), 1888-1890年

・Hamlet at Payannet, near Gardanne, 1885-1886年

ゴッホ (Vincent van Gogh)
オランダの画家ですが、ポスト印象派と呼ばれていて、主要な作品の多くはフランスで描かれたことから、フランス編でご紹介します☺️ 生前はほとんど絵が売れず、37歳の若さで亡くなった切ない生涯ですが、力強い筆致や豊かな色彩は見る人にエネルギーを与えてくれます。
・薔薇 (Roses), 1890年

・ラ・ムスメ (La Mousmé), 1888年

・Green Wheat Fields, Auvers, 1890年

ゴーギャン (Paul Gauguin)
・Self-Portrait, 1889年
コミカルな自画像😆 宿屋の宿泊費の代わりに描いた作品だそうです。

・ファタタ・テ・ミティ (Fatata te Miti (By the Sea)), 1892年
ゴーギャンらしいタヒチを感じる作品もありました。

ロートレック (Henri de Toulouse-Lautrec)
パリはモンマルトルで歓楽街や人々の様子を生き生きと描いたロートレック。平面的な描き方や、大胆に切り取ったりべた塗りする技法は、日本の浮世絵の影響を受けていると言われています。ずっと生で見てみたいと思っていたので、たくさん展示されていて嬉しかったです!
・Marcelle Lender Dancing the Bolero in “Chilpéric”, 1895-1896年

・Maxime Dethomas, 1896年

・Alfred la Guigne, 1894年

ドガ (Edgar Degas)
バレリーナを描いたことで知られるドガ。印象派の創始者のひとりとして知られていますが、本人は印象派と呼ばれることを嫌い、写実主義と主張していたそうです。
・The Dance Lesson, 1879年

ふわふわのチュチュやトウシューズの艶感まで繊細に表現されていて、隅から隅まで味わいました。

・The Dance Class, 1873年

・Four Dancers, 1899年

彫刻作品も、とにかくバレリーナ尽くしです! (あと馬)


・Woman Viewed from Behind (Visit to a Museum), 1879-1885年
そんな中、女性の後姿を描いた作品がありました。この女性は、友人であり弟子のメアリー・カサットと言われています。

メアリー・カサット (Mary Cassatt)
アメリカ人の女流画家ですが、絵画を学ぶためにフランスに渡り、ドガに師事して印象派の展覧会にも出品しました。「母と子」や「女性」を主題にした作品が多く、カサットが描いた子どもの絵は本当にかわいいです!💕
・Eddy Cassatt (Edward Buchanan Cassatt), 1875年
甥のエドワード・カサットを描いた1枚。

・青いひじ掛け椅子の少女 (Little Girl in a Blue Armchair), 1878年
以下の作品が有名なのですが、私が行った時は残念ながら展示されていませんでした。今(2025年3月現在)は展示されているようです! タイミングですね🥲

エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン (Élisabeth-Louise Vigée Le Brun)
時代は18世紀に遡ります。マリー=アントワネットに気に入られ、王妃付きの画家としてベルサイユ宮殿に迎えられた女流画家、エリザベート=ルイーズ・ヴィジェ=ルブラン。
・Marie-Antoinette, 1783年以降

・Madame du Barry, 1770年
ベルサイユの薔薇では悪役のデュ・バリー夫人。

フランス編はこれにて終了です! イタリア・スペイン・オランダ編に続きます🏃
詳細情報
ワシントン・ナショナル・ギャラリー・オブ・アート(National Gallery of Art)
・住所: Constitution Ave. NW, Washington, DC 20565 the U.S.
・電話: +1-202-737-4215
・定休日: なし
・営業時間:10:00 – 17:00
・公式サイト: https://www.nga.gov/
・駐車場: あり
・予約: 不要
関連記事
ワシントンD.C.の関連記事はこちらから!

この記事を楽しんでいただけたら、ぜひ「いいね👍」をお願いします😺
コメント